テレワークを進めるとしても
日々の仕事の効率化が大切です。
経理の消込業務(売掛金がある先からの
振込が、合っているかを確認する業務)が
難しくなくても手間がかかるので、
効率化したいとよく感じるところです。
振り込んでもらうときに、振込手数料がないと
その処理をスッキリさせることができます。
民法上の取り決め
民法上は、債務者が費用を負担することになっています。
つまり、支払いをする側が振込手数料を負担します。
民法の485条です。
(弁済の費用)第485条
弁済の費用について別段の意思表示がないときは、その費用は、債務者の負担とする。ただし、債権者が住所の移転その他の行為によって弁済の費用を増加させたときは、その増加額は、債権者の負担とする。
ただし書き部分は、債権の譲渡があった場合に
振込の手数料などが増えたことを想定しています。
債権者のせいで費用が増えたなら、
債権者側が負担するという意味です。
ユニドロワ国際商事契約原則第9.1.8条と比較をして
規定をしています。
実務上は、なんとなく引いている会社であったり
正式な書類の上で負担者を明確にしていたりします。
手数料の負担が各社違うので
その消込業務に時間がかかります。
できることなら振込先に負担してもらいたいです。
請求先に対する負担依頼の文面入れ
請求書を送る際に、相手方に振込手数料を
負担してもらいたいときは丁寧にこう書きます。
*誠に恐縮ではございますが、お振込手数料は貴社でご負担下さいますようお願い申し上げます。
認めてくれる相手方もあります。
いずれにせよ、書いていないと引かれても
よくわからないという話になりがちです。
特にこれからビジネスを起こそうとする場合
当初から取り決めを記載しておきます。
テレワークの事務負担の軽減
振込手数料を発生させなくするのは
手元の入金額を増やせる以上に
処理の手間を省くことができます。
消込作業は以外とめんどくさいです。
振込銀行と入金銀行の関係性から
振込手数料が変わりますし、
会社によって変な金額の手数料が
引かれていたりもします。
差し引かれる金額がない状態なら、
単純な入金処理に仕事を因数分解できます。
入金処理の効率化を図ってテレワークでも
会社にいる人だけで手間をかけずに処理したいなら
せめて、売先の振込手数料をかからないように
契約締結などで調整したいところです。
【編集後記】
ラクスルで印刷してみました。
簡単ですし、手順が上手にできてて面白いですね。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【子育て日記(3歳・0歳)】
長男と対決ごっこです。
いろいろとシチュエーションを探りながら
してみました。
お互いちゃんとやられてくれるので、
長男からこちらにも演技指導が入ります。