執筆者 小嶋 | 2024年5月15日 | 個人の税務会計
今日は、子育て支援のための減税制度「対面キッチン減税」についてお話しします。この制度を利用することで、リフォーム時に対面キッチンなどを導入すると、所得税が減らせるというメリットがあります。リフォームを検討している方は、ぜひこの制度を活用できるかどうか確認してみてください。 所得税の減額の概要 まず、対面キッチンを導入すると、1,477,720円をリフォーム費用と見なし、所得税を計算します。 仮に税率が20%の場合、およそ3万円の所得税が減額されます。このように、所得税の減税を通じて子育て支援に役立てることができます。... 執筆者 小嶋 | 2024年5月11日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
2024年4月から、交際費の損金参入規定が更新されます。経営者はこの規定が気になる経営者も多いはずです。制度的にはどこ辺りに使うといいか、税理士としてその影響とともに検討しています。新規定の解釈とその利用方法について、私見を述べたいと思います。 改正の内容と影響度 内容 交際費の判定基準が、5千円から1万円に変更になるということです。適用は、2024年4月1日から2027年3月31日までです。 改正内容 (4)交際費等の損金不算入制度について、次の措置を講じた上、その適用期限を3年延長する。... 執筆者 小嶋 | 2024年5月8日 | 個人の税務会計
今回は、外国人Jリーグ選手の申告漏れと税務当局による居住者及び非居住者の判断に焦点を当てて解説します。 日本での課税: 非居住者と居住者 日本国籍を持たない方々にとって、日本での課税方法は大きな関心事です。基本的には、非居住者は居住者と同様に確定申告の義務がないと理解されています。しかし、居住者か非居住者かの判定は非常に重要で、誤った判定がなされているケースも少なくありません。... 執筆者 小嶋 | 2024年4月30日 | 個人の税務会計, 小規模事業売却
マイナンバーカードに関する誤解や不安は多く、特に税金の追徴リスクについて心配する声を聞きます。このブログでは、マイナンバーカードが税務にどのように影響するかを明確にし、不安を解消を目指します。 マイナンバーカードとは? マイナンバーカードは個人を識別するためのカードであり、様々な公的手続きを簡単にするために導入されました。しかし、このカードが税金の増加に直接つながるわけではありません。 あくまで情報整理するためのツールです。 マイナンバーカードが持っている情報... 執筆者 小嶋 | 2024年4月27日 | 個人の税務会計
家族の将来を守るため、多くの家庭で生命保険への加入は一つの大切な決断です。しかし、生命保険の契約に際して、保険料の支払いや税務上の取り扱いで疑問を抱えることも少なくありません。今回は、特に夫婦間で生命保険の契約と保険料の支払いが異なる場合です。つまり契約者と保険料の支払い者が異なるケースに焦点を当て、税務上の取り扱いについて掘り下げてみます。... 執筆者 小嶋 | 2024年3月26日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
たまに質問を受けるのが、日本以外の国Aから 日本以外の国Bへ テレワークをしているのですが、日本に滞在する事はできるのでしょうかと言う質問です。 2024年3月に、デジタルノマド(国境を越えて移動しながらIT関連の仕事をする人)向けに、「特定活動」のビザを認める動きが日本国内であります。 日本国内から働くには就労ビザが必要 現状、 日本で仕事をするには就労ビザが必要です。例を挙げると、技術・人文知識・国際業務、留学、研修、家族滞在などです。 これらがなければ、日本...