130万円の壁を超えるためにはいくら稼ぐといいか

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執筆者小嶋 晃弘

◆国際基督教大学卒、大阪府立大学大学院経済学研究科修了。税理士、MBA、宅地建物取引士。国際営業、経理、労務、採用、人事、IT管理など幅広い分野での実務経験があります。 ◆税理士の顧問サービスの他、企業オーナーや個人事業主に対して資産運用コンサルティングや税務サポートを提供。金融教育の重要性を感じ、税務関連の執筆活動にも取り組んでおり、税務に関する書籍や記事を執筆しています。 ◆プライベートでは、2人の男の子の父。趣味は水泳、読書、カメラ、アニメで、休日には息子たちと一緒に自然を楽しんでいます。

2023年3月16日

日本には130万円の壁があるといわれます。壁があるなら打ち破れ?130万円の壁を破るにはいくら稼げばいいの?打ち破った方がいいの?多くの人が収入を増やす方法を探しています。このブログ投稿が役に立ちます。 130万円の壁の制度的な意味や破ってしまえばそれでいいという意味をを見ていきます。

はじめに:130万円の壁

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「130万円の壁」とは、年収が130万円を超えると、税金や社会保険料などが増えて手取りが減るという現象のことを指します。

例えば、ある人が年収が129万円の場合、税金や社会保険料を差し引いた手取りが123万円だったとします。この人が年収を130万円に増やした場合、税金や社会保険料が増えて手取りが減るため、手取りが109万円程度になってしまいます。

このように、年収が一定額を超えると税金や社会保険料などが増えるため、実質的な収入が減ってしまうことを「130万円の壁」と呼んでいます。

日本の税制は、所得者に130万円の障壁を設定し、それを超えると追加の税金と社会保険料を支払う必要があります。所得税の非課税所得の上限が103万円(住民税は100万円)なので、この金額は大きい。これは、所得が130万円を超える個人は追加の税金を支払い、雇用主が提供する健康保険と年金保険に加入する必要があり、それ未満の所得がある個人はこれらの支払いが免除されることを意味します。厚労省の統計によると、40代前半の従業員の平均年収は575万円で、年収106万を超えると健康保険や年金保険への加入が義務付けられるパートタイマーが多いことがわかります。

税金と社会保険の違い

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税金と社会保険は、どちらもお金を払うことで社会全体のために役立てられますが、その役割が異なります。

まず、税金についてです。税金は、国や地方自治体が公共事業や社会保障などに必要な財源を得るために、国民から徴収するお金です。例えば、道路や公園、学校などの建設や運営、医療や年金などの社会保障、国防などに使われます。税金を支払うことで、社会全体の福祉や安全が保障されます。

一方、社会保険については、健康保険や厚生年金、労災保険などの社会保障制度に加入することで、病気やケガ、老後の生活などのリスクに備えることができます。社会保険料を払うことで、自分や家族が不幸な出来事に遭遇した場合に、必要な医療や年金などが受けられるようになります。

簡単にまとめると、税金は社会全体のために使われるお金で、社会保険は自分や家族のリスクに備えるためのお金です。どちらも社会にとって大切な役割があります。どちらも国に取られるお金という意味では、同じように見えるかもしれません。なお、どちらに該当するかを争った裁判も存在します。

日本の社会保険の制度を理解する

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130万円の壁を突破するには、日本の社会保険制度を理解することがカギです。すべての従業員は、雇用主が提供する健康保険と年金保険に加入する必要があり、保険料は基準額 130 以上にならないことを条件としています。日本にも社会保険制度を採用した社会保障制度があります。

130万円の壁を越えるにはどうしたらいい?

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130万円の壁を超えきってしまうことが大切です。

給与からは、社会保険料、住民税、所得税が引かれます。この内容で比較すると、この通り。年収が22万円アップしているのに、手取り額が1万円しか上がっていないことを考えると、働くのをやめようという話が出てくるかもしれません。でも、そうではなくて、151万円以上にもっともっと年収を増やせば、この額が緩やかに上昇していきます。

年収129万円
年収151万円
  • 手取り額約123万円
  • 年収額面アップ額:ー
  • 手取り額目アップ額:ー
  • 手取り額約124万円
  • 年収額面アップ額:22万円
  • 手取り額目アップ額:1万円

政府側には、129万円から151万円の社会保険料、所得税、住民税の負担の傾斜をなだらかにする必要性があります。しかし、行政の割り振りやそれに伴う財源の関連性で、うまく対処ができていないのが現実です。対処される見込みもないです。だから、他に任せずに、きちんと自分の年収を高めて、130万円の壁がきにならないようにしておくことが大切でしょう。

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