個人事業主にオススメのネット銀行の比較

2023年3月2日 | 個人向け税務・会計・経営サービス

日本で自営業を営む個人事業主なら、会計を効果的に管理することの重要性を理解しているでしょう。より多くの取引がオンラインに移行するにつれて、信頼できるインターネット バンクに口座を置くことは、ビジネスの成功にとって不可欠です。この投稿では、日本の個人事業主向けのベストなインターネット銀行をいくつか比較します。銀行関連の仕事が増える中で、もっと良い銀行体験を探している場合でも、読み続けて、ニーズに最適なものを見つけてください。

個人事業主が事業用口座を開設する際のメリットとデメリット

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個人事業主が事業用口座を開設する際は、多くのメリットがありますが、同時にデメリットもあります。

メリットの一つは、お金の流れが管理しやすくなることです。また、確定申告時に個人の支出と事業の支出の明細を分けて利用することができ、税務手続きがスムーズになるでしょう。

しかし、デメリットとしては、手間やコストがかかることが挙げられます。特に、サービスの内容や手数料に差があるため、銀行を選ぶ際には慎重に比較検討する必要があります。店舗がある銀行では、「事業用」とすると特に、インターネットバンキングの手数料が取られることが多いです。そのまま個人向けの口座を分けて流用している方も実際はいるでしょう。

メガバンクやネットバンクなど、選択肢は豊富ですが、お金のやり取りに伴う手数料などを比較して、自分に合った銀行を選ぶことが大切です。

ネット銀行5選:住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行、GMOあおぞらネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行

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次に、個人事業主におすすめのネット銀行5選を紹介します。

各銀行の特徴とメリット

手数料が安く、口座開設も簡単なGMOあおぞらネット銀行。住信SBIネット銀行は特典によりATM利用手数料が無料で、SBI証券口座と連動したSBIハイブリッド預金が利用できます。PayPay銀行はQRコード決済ができるため、少額での取引に向いています。楽天銀行は楽天のポイント還元があり、電子マネー楽天Edyとも連動しています。ゆうちょ銀行はPayeasyで住民税の支払いができ、利用しやすいATMが全国にあります。それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったネット銀行を選ぶことが大切です。ただし、口座開設前に必ず利用規約や手数料表を確認し、注意点を把握するようにしましょう。

GMOあおぞらネット銀行:手数料が安い

GMOあおぞらネット銀行は、他行振込手数料の比較でも最も安い銀行の一つです。個人事業主にとっては、取引口座や口座管理手数料が無料となる「法人取引口座」が用意されており、ビジネスに必要な機能がそろっています。

GMOあおぞらネット銀行宛て他の金融機関宛て組戻手数料
無料カスタマーステージによって
月1回~20回まで無料
以降、75円(税込) / 回
880円(税込)/ 件

住信SBIネット銀行:ATM利用手数料が無料

住信SBIネット銀行は、特典によってATM利用手数料が無料であることが特徴です。特に、他行宛の振込手数料が比較的高額になる場合があるネット銀行の中でも、住信SBIネット銀行はこの点についても優れています。また、SBI証券口座と連動する「SBIハイブリッド預金」を利用すれば、普通預金金利が10倍の0.01%になることも魅力的です。個人事業主にとっては、コスト削減の観点からも、住信SBIネット銀行は選択肢のひとつになりえます。ただし、口座開設をする際には必要な情報や書類、申請手続きの内容を確認し、注意して行う必要があります。

 個人法人
住信SBIネット銀行の口座あて0円0円
三井住友信託銀行0円一律145円(税込)
上記以外スマプロランクに応じて無料回数が決まり、
無料回数以降は、77円(税込)
一律145円(税込)
組戻手数料組戻手数料880円(税込)880円(税込)

PayPay銀行:QRコード決済ができる

PayPay銀行は、優れた特徴を持ったネット銀行の1つです。その中でも、PayPay銀行はQRコード決済ができるため、個人事業主にとってとても便利です。ネット銀行であるため、どこでもスマホで簡単に取引ができる上、PayPayアプリを使うことで、QRコード決済による支払いも可能です。また、PayPayの支払いにはポイント還元もあり、ビジネスを行う上でも経費の削減につながります。

ただし、PayPayの明細との自動連携ができる会計システムがあまりないため、自動化には不向きです。個人的には、PayPayを個人事業用への支払いのために使うことはオススメしていません。

楽天銀行:楽天ポイント還元

楽天銀行は、使用によって楽天のポイント還元が高くなることで知られています。楽天会員として、楽天銀行を利用すると、貯まった楽天ポイントが1ポイント1円相当として利用できるため、ポイント還元率が高いという評価があります。また、楽天市場でのお買い物や、楽天カードの利用でも楽天ポイントが貯まるため、利用者にとっては大変魅力的です。さらに、楽天銀行の普通預金には、楽天証券口座と連動して、取引手数料が割引されるメリットもあります。楽天グループでの利用頻度が高い場合、楽天銀行を選ぶのはおすすめです。

しかし、PayPayと同様に、個人事業と個人の明細が分かれにくくなる傾向があります。ポイントはほしいかもしれませんが、個人事業として使う場合は、きちんと分けられるかがポイントです。

ゆうちょ銀行:公的年金や住民税の支払いができる

ゆうちょ銀行は、個人事業主が選ぶネット銀行の中で、Payeasy住民税の支払いができるのが大きなメリットです。これは、充実した公共料金の支払いサービスがあるので、ビジネスに忙しい個人事業主にとっては頼もしい味方となります。また、口座数が958万口座とネット銀行では最多であることから、手数料やサービス内容の充実度なども魅力的です。身近で選びやすいという利点があります。

個人事業主がネット銀行の中でもゆうちょ銀行を選ぶ際には、公共料金の支払いサービスが他行よりも優れている点を把握しておくことが大切です。

比較ポイント:口座開設の手続き、利用する際の注意点

口座開設の手続きや利用する際の注意点について比較することは、個人事業主にとって非常に重要です。銀行によっては口座開設が即日完了する場合もありますが、審査に時間がかかる場合もあります。また、各銀行で必要とされる書類や条件も異なります。利用する際に注意する点についても、銀行によってさまざまです。

オンラインで手続きができるネット銀行を選ぶことで、時間とコストを削減することができます。

個人口座の場合住信SBIネット銀行ゆうちょ銀行GMOあおぞらネット銀行PayPay銀行楽天銀行
オンライン申込み可能不可(郵送申し込み)可能可能可能
振り込み手数料一定数無料(その後77円)165円一定数無料(無料(その後75円)145円145円
社会保険の引き落とし不可(Payeasyも不可)可能 不可(Payeasyを利用) 不可(Payeasyを利用)不可(Payeasyを利用)
中小企業共済不可不可不可不可不可
ATM連携コンビニ一定数無料(その後110円)ゆうちょ銀行ATM無料コンビニ一定数無料(その後110円)提携銀行3万円以上無料コンビニ一定数無料(その後275円)
申し込み申し込む申し込む申し込む申し込む申し込む
各製品の比較

口座開設をする際の注意点

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口座開設をする際の注意点として、個人事業主は「個人事業主の確認書類」や「ホームページなどのアドレスを印字したもの」など必要な書類を用意しましょう。また、屋号付きの口座を開設できるかどうかもチェックしておくことが重要です。

屋号付きなので、屋号+自分の名前という形になります。また、屋号をつけることにそこまでこだわらなくてもいいかもしれません。屋号だけの口座名にしたい場合は、ゆうちょ銀行が選択肢です。

振込手数料の比較や、サービスの質と価格の比較も忘れずに行い、事業口座を開設する際には、店舗型銀行とどう違うのかを確認しましょう。最適な銀行を選ぶためにも、利便性や手数料など選ぶ基準を明確にすることが大切です。

振込手数料の比較

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前のセクションで、個人事業主が事業用口座を開設する際のメリットとデメリットについて紹介しました。手数料が気になる方は、ここだけで選択してもいいです。

どの銀行を選ぶにしても、スマホから振り込めるようになるのは事業で必要です。すでに、スマホからの振り込みを多用している人はそれでかまいません。しかし、振り込みにわざわざ銀行に行っている方は、ネットバンクを選択肢にしてもいいです。

ネット銀行以外で事業用は、口座維持費がかかる(三菱UFJ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行の比較)

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法人口座を開設する際、メガバンクや地方銀行、信用金庫、ゆうちょ銀行、そしてネット銀行などさまざまな選択肢があります。しかし、インターネット銀行を除くと、法人口座の維持手数料がかかることがあります。三菱UFJ銀行、りそな銀行、郵便貯金、そして住信SBIネット銀行と比較すると、手数料はそれぞれ異なります。しかし、法人口座の使用用途によっては手数料がかかる場合があるため、事前に確認することが大切です。ただし、すべての銀行が口座開設に対して同じ条件を提示しているわけではないため、注意深く比較検討してみましょう。

借入の可能性

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借入の可能性を考えると、ネットバンク以外の銀行も選択肢になります。信用金庫や地銀のネットバンクの手数料は、インターネットバンクと比較すると高いですが、取引実績をつくるために口座を有しておくのもいいことです。

サービスの質と価格の比較

サービスの質と価格の比較において、ネット銀行は店舗型銀行と比較して振込手数料が安い傾向にあります。ただし、ネットバンキングの充実度やサービスの質については銀行によって異なります。個人事業主がビジネスを始めたばかりの場合、ビジネス口座に対するメリットを重視することが大切です。その点、ネット銀行は質の高いサービスを相対的に安価で提供する傾向にあります。個人事業主が最適な銀行を選ぶためには、口座開設の手続きや振込手数料だけでなく、サービスの質と価格のバランスを重視することが重要です。

弥生会計やfreeeと連携ができるか

楽天銀行は、freeeと連携ができません。freeeを使っている人は楽天銀行を選択肢から外しましょう。

その他は、弥生会計オンラインやfreeeといった会計ソフトとの連携が可能です。これらの銀行は、出入金の記帳や口座情報の管理などが可視化され、簡単に行うことができます。また、同じ面倒な手続きを何度も繰り返さなくても、一度のログインでまとめて管理できることも魅力の一つです。会計ソフトを活用した運用が進む中で、これらの銀行の利用者はより効率的な経理作業に対応できることでしょう。

楽天ポイントやPayPay:事業と混ぜるな危険?

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株式会社楽天銀行は、顧客が楽天ポイントを使うための簡単な方法を提供しています。PayPayも同様でしょう。便利そうに見えますが、記帳を煩雑にします。

少額のポイントを得るよりも、会計の手間を減らすことに注力する方がいいです。

インターネット口座は店舗型銀行とどう違うか

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インターネット口座と店舗型銀行口座にはいくつかの違いがあります。店舗型銀行では、口座を開設するためには、窓口での手続きが必要であり、時間や場所に制限があります。また、手数料などサービスの価格が高い傾向にあります。一方、インターネット口座では、ネット銀行を利用することで、自宅から簡単に口座を開設することができます。また、手数料も低く、振込手続きもネット上で完了できるため、時間や手間を省くことができます。個人事業主がスピーディーでコストパフォーマンスの高い銀行口座を選ぶ場合、インターネット口座は店舗型銀行よりもおすすめです。

個人的なオススメとして

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結果として、個人的なオススメは以下の3行です。

  • 住信SBIネット銀行
  • ゆうちょ銀行
  • GMOあおぞらネット銀行

自分がプライベートで使っているもの以外でまとめておきましょう。また、Payeasyも付けておく方がいいです。社会保険の手続きが意外とめんどくさいものです。ゆうちょ銀行から口座振替ができると、この点はスムーズです。

中小企業共済に入りたい場合は、上記以外の銀行を増やしていく形です。

まとめとして:個人事業主にとって最適な銀行を選ぶための基準

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個人事業主が銀行を選ぶ際の最適な基準は、自身のビジネスのニーズに合ったサービスが提供されているかどうかです。口座開設の手続きがスムーズであることや、手数料、ATMやネットバンキングの利便性、クラウド会計ソフトとの連携可否など、その銀行独自のメリットやデメリットを比較することが重要です。また、公的年金や住民税の支払いができるゆうちょ銀行など、個人事業主のニーズに合わせた銀行を選ぶことも大切です。さらに、税理士との連携をスムーズにするために事業専用口座を開設する検討することをおすすめします。