英語を中心に帳簿をつけられる会計ソフトはたくさんあります。しかし、問題は税務関連でしょう。税務対応をしている会計ソフトで英語を提供しているところが日本の中でほとんどないのです。これでなにが困るか、一例を挙げれば、消費税はほぼすべての取引に関わってきます。この消費税についてきちんと記帳をしていかなければ、後々の申告で困ります。
現状の対応を確認してみましょう。
freee
freee会計は、英語で対応していないということです。
打刻システムは、様々な働き手を意識して、対応しているようですが。
Moneyforward
Moneyforwardも、現状英語での会計には対応していません。
弥生会計オンライン
弥生会計オンラインも現状英語対応がされているか、確認ができませんでした。していないようです。
さくら会計
さくら会計は、英語と日本語の両方に対応しています。単体利用の他に、ネットワークやクラウド利用もできます。下記の構成を見る限りは、サーバーの立ち上げやSQLのライセンスなどが必要そうです。
なお、「さくら会計」は、2022年8月にもともと開発、販売していたデロイト トーマツ プロダクト&テクノロジー株式会社(旧:ファッズ株式会社)からを事業譲渡されたものです。
勘定奉行
こちらも英語対応がされています。
Plaza-i 一般会計
完全対応していないものへの対応策として
対応策としては、これらのソフトウェアをうまく英語化して使う方法です。例えば、そのままの状態でも英語で内容を併記して確認ができるようにする方法があります。
また、これら以外のソフトウェアやサービスを使って英語対応する方法は、別途まとめていくつもりです。