執筆者 小嶋 | 2022年12月5日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
電子帳簿保存法において、売上1000万円以下は、検索簿をつくらなくていいとなっております。その代わりデータをすべて提出してくださいという条件付きです。(上記な2022年12月2日現在であり、同12月中旬に改定される可能性があります)。 この場合の売上1,000万円は、消費税の判断と全く一緒ではありませんので、注意が必要です。また、通達と条文では基準期間の売上高を年換算するかの判断が異なっています。条文をちゃんとよく読んで判断すべきいい例と考えます。 判断の仕組み... 執筆者 小嶋 | 2022年12月1日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
誰もが逃れたい税金。でも、本当の意味で税金から逃げることは難しいとジョークで言われます。 「逃げる」と表現しましたが、税法の中では、逃げ方で3つに分類されます。それらは節税、脱税、租税回避です。 違いを理解しておくことは、自分が取りうる節税や租税回避を考える上で有用です。整理をしてみましょう。 3種類の逃げる 節税 節税とはこのように表現されます。 租税法規が予定しているところに従って税負担の軽減を図る行為 金子宏『租税法)(第23版)』135頁(弘文堂、2019)。... 執筆者 小嶋 | 2022年11月30日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
あなたが棺の中にいて、友人や家族があなたを慎んでいるとき、なんと言われたいですか? ある人は、 偉大な医者で、良い夫で、良い父親だったと言われたい ある人は、 素晴らしい妻であり、生徒たちに大きな影響を与えた人と言われたい 租税学者はなんというか、 見て、動いている! まだ、生きているつもりなんですね。よくあるアメリカンジョークの一幕です。 どうして租税学者がこのように言ったのでしょう。それは、誰もが逃れられない「人生からの旅立ち」から逃れられると考えているから。 なぜ、逃れられると?... 執筆者 小嶋 | 2022年11月29日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
デジタルインボイスの動きが少しずつあります。 Peppol(ペポル)と呼ばれる仕組みです。これが先に導入になっていれば、電子帳簿保存法の対応が楽だった気がします。逆に、電子帳簿保存法であれだけゴタゴタしているので、ちゃんと定着しない可能性があります。... 執筆者 小嶋 | 2022年11月28日 | 個人の税務会計, ニュース
こんにちは、皆さん!今回は、電子帳簿保存法についての対策記事のご紹介をいたします。『税理士がオススメする「命名くん」の使い方』です。電子帳簿保存法の対策で、データの検索機能をつけるために正確なデータ命名が必要です。しかし、手作業で行うと時間がかかったりミスが発生しやすかったりすることもあります。そこで、「命名くん」を活用することで、正確にデータの命名を行うことができます。 「命名くん」の紹介記事を執筆しましたので、是非、参考にしてみてください!... 執筆者 小嶋 | 2022年11月26日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
2022年11月26日現在で与党の税制調査会が変更しようとしている電子帳簿保存法の案についてまとめてみます。 2022年12月中旬の税制改正大綱が出るまではどうなるか、確定ではわかりません。フタを開けないとというところです。 ただ、関係している方も多い件なので、情報のとりまとめをいたします。 電子データの保存の義務 電子データで領収書などを受け取ったら、そのデータを保存する義務が2022年1月から開始し、2023年12月までは準備期間として、その義務が免除されている状態でした。...