税率表の「控除」を単純にDeductionと英訳すると誤解を生む!

税率表の「控除」を単純にDeductionと英訳すると誤解を生む!

税務関連の英訳をしていると、やはり伝わりにくいんだと感じることは多いです。 最近ご指摘を受けた中で、「確かに」と感じたのは控除という言葉です。おおよその英語の訳語において、この控除はDeductionとして扱われています。 間違ってはいません。しかし、同時に誤解を生じさせています。 誤解を生みやすい表 ご指摘を受けたのは、下記の表です。個人の所得税の税率を示す内容なのです。 ここに「控除額」が存在します。控除額を英訳するとDeductionと出てきますので、まあ合っているでしょう。...
副業や事業開始時が住民税でバレる?事業所得用の住民税を別に納税する方法

副業や事業開始時が住民税でバレる?事業所得用の住民税を別に納税する方法

会社に勤めているときに、副業や事業の開始がバレることがあります。多くのケースは、住民税が増えることによりバレていきます。 今回は、事業で稼いだ利益などの住民税だけ、個別に支払う方法をお伝えいたします。 住民税から副業がバレる危険性 住民税から副業がバレる可能性は多いにあります。このような形です(数字は適当なものを使っています)。 あなたの年収が300万円だったとします。このときの住民税は12万円くらいとしましょう。 会社を経由して住民税を払ってい方が多いですね。総務担当社は、あなたの住民税を12万円と理解します。...
源泉徴収票と住民税決定通知書の違いを整理しよう

源泉徴収票と住民税決定通知書の違いを整理しよう

確定申告をする場合に、源泉徴収票が必要です。あなたの給料がいくらかを証明する用紙で会社などの勤務先が発行するものです。 これに対して、住民税の通知書というものも存在します。これらは似ていますが、ちょっと異なります。 必要書類をそろえる際の知識として整理しておきましょう。 源泉徴収票 源泉徴収票は下記のような書式です。 だいたい、12月末に会社などからもらいます。遅いところは、1月に入ってからになる場合もあります。 総務担当者に言えば、再発行も可能です。システムを用意している会社であれば、自分で再度印刷発行ができる場合があります。...
専門家の方からの相談も受け付けております!

専門家の方からの相談も受け付けております!

当事務所は、個人の方や会社を経営している方のみならず、事業を行っている方や専門家の方からのご相談も承っております。単発の相談もありますので、こちらのサービスを利用いただくことがしばしばございます。 どんな方々からお話を受けているかまとめてみました。 不動産業を営む方へ 土地・建物関連であれば、宅地建物取引士の方からご相談を受けることがございます。...
誰が消費税を払う?輸入代行業で、消費税払いのもめごとを減らそう

誰が消費税を払う?輸入代行業で、消費税払いのもめごとを減らそう

輸入代行という仕事をされている方もいるでしょう。海外とやり取りする際には、その取引について、どのように消費税がかかるかを確認する必要があります。 というのも、消費税は輸入をする際には避けられないものであり、それを負担するものかどうかは、ビジネスに直接的な影響があるからです。 輸入消費税は誰が支払うか 輸入消費税を支払わないといけないのは誰でしょうか。それは、貨物を引き取った人が支払わないといけません。 今回の取引を輸入者Aのあなたが行っているとします。輸出した人がB、そして、貨物輸送業者のFがいるとしましょう。...
日本には報酬税(remuneration tax)があるのか?

日本には報酬税(remuneration tax)があるのか?

日本には報酬税はないのでしょうか? 今日は報酬税について、基本的なところを考えてみたいと思います。 報酬税とは? “Remuneration tax”は、特定の報酬や収入に対して課される税金を指す一般的な用語で、具体的な内容や税率は国や地域によって異なることがあります。この語を特定の税制度として使用する国や地域もあれば、単に報酬に関連する税金として非公式に使用する場合もあります。 日本において、remuneration...