インボイス制度をそこまで複雑と感じない

インボイス制度をそこまで複雑と感じない

インボイス制度が2023年10月から始まります。この準備の話が税務・会計業界では多いです。 わたしも参加しました。みなさんにとっては、ホットな話題ですし。 ただ、議論はかなり古く2010年代の政府の税制調査会ではすでに話になっております。実際の導入がされた理由は軽減税率です。 どこかの党の目玉だったのかもしれませんが。その正当性はさておき、 8%と10%の税率が交じるということは、区別が確実に必要ですね。結果として、インボイス制度が必要。 こんな論理展開だったのです。...
電子帳簿保存法の対策セミナーのご案内

電子帳簿保存法の対策セミナーのご案内

電子帳簿保存法の対策セミナーに登壇いたします。 税務署にデータを渡していいという場合は、紙保存をしていいという緩和措置が設けられました。法案への正式に落とし込みは1月下旬ですので、その前までになります。 ・開催日時 2023年1月19日(木)15:00~15:30 大筋は変わっておりませんので、ご興味があればぜひご参加ください。...
2023年度の税制大綱の骨子を理解しよう

2023年度の税制大綱の骨子を理解しよう

2023年度税制大綱が2022年12月16日に発表されました。 これが法律に反映されてやっと最終的に納税時の指針になります。法律にどう反映されるかでちょっと変わってきますね。 反映を待つうちに、どういう論点が出たかかんたんに理解をしておきましょう。時間がない方は、こちらの四角枠だけを読んでください。 超まとめ NISAの枠拡大 贈与の相続参入3年→7年 教育資金、結婚資金の非課税枠がそのうち廃止 インボイス制度・電子帳簿保存法の骨抜き化 将来的な増税(法人税、たばこ税) 中心的な改正予定...
【寄稿】経営者も知っておきたい!WQHDディスプレイで、会計事務所・税理士事務所の作業効率化

【寄稿】経営者も知っておきたい!WQHDディスプレイで、会計事務所・税理士事務所の作業効率化

アイ・オー・データ機器さまからディスプレイをいただき、下記の記事を書いています。お時間があるときにぜひ読んでみてください。 記事は以下の2本です。 なお、ご紹介の製品はこちらから購入が可能です。 アイ・オー・データ機器WEBサイト アマゾンなど 道具への工夫が効率化へ 水泳スーツ、陸上のスパイクなど、道具を改良することで記録が伸びた例は枚挙にいとまがありません。 人の力がそこまで変わらないのであれば、道具の選定によって差が出てきます。そして、情報処理を行う上での道具に、ディスプレイが当然入ってきます。...
マンションを建設して相続税を節税する向き不向き

マンションを建設して相続税を節税する向き不向き

節税策のひとつに建物を建てることがあります。相続税においてよく使われる方法です。 建物を建てるとどうして相続税を下げられるのでしょうか。わかりやすい理由を2つ説明いたします。 また、この節税策は向き不向きがあります。万能ではありません。 その理由も合わせてお伝えします。 建物において価値が下がる理由 建物を建てるときに価値が下がるその理由は、借入金が発生することです。イメージ図を見てみましょう。 (A)の場合も(B)の場合もどちらもトータルは2億円です。...