執筆者 小嶋 | 2023年9月26日 | 中小企業の株式評価
中小企業の経営者は株主であることが多いです。しかし、その株式を売買することはほとんどありません。経営権と表裏一体だからです。 稀にしか売り買いしないので、株価の算定方法について正確な理解を持つことは非常に重要です。売り買いしなければ、単純な市場価格がつかないからです。 ここでは、株式の基本的な評価の仕方を確認し、その上で、中小企業の株式移動が難しい理由について考えていきます。 株価評価の基礎 株価の評価には大きく分けて、以下の3つの方法があります。 配当還元方式 配当還元方式は、企業の株価を評価する際の一般的な方法の一つです。...
執筆者 小嶋 | 2023年9月25日 | 個人の税務会計
起業する。最近は必ず専用のクレジットカードを作っておいた方がいいです。どのカードがいいか迷いますね。 今回は、どんな考えでクレジットカードを選んだらいいかをまとめます。 なお、専用のクレジットカードを持った方がいい理由は、こちらの動画でも解説してあります。 余っているならとりあえずそれ いろいろとお勧めがあるかもしれませんが、もし使っていないクレジットカードがあるのであればそれを使いましょう。...
執筆者 小嶋 | 2023年9月20日 | 個人の税務会計
税務関連の英訳をしていると、やはり伝わりにくいんだと感じることは多いです。 最近ご指摘を受けた中で、「確かに」と感じたのは控除という言葉です。おおよその英語の訳語において、この控除はDeductionとして扱われています。 間違ってはいません。しかし、同時に誤解を生じさせています。 誤解を生みやすい表 ご指摘を受けたのは、下記の表です。個人の所得税の税率を示す内容なのです。 ここに「控除額」が存在します。控除額を英訳するとDeductionと出てきますので、まあ合っているでしょう。...
執筆者 小嶋 | 2023年9月19日 | 個人の税務会計
会社に勤めているときに、副業や事業の開始がバレることがあります。多くのケースは、住民税が増えることによりバレていきます。 今回は、事業で稼いだ利益などの住民税だけ、個別に支払う方法をお伝えいたします。 住民税から副業がバレる危険性 住民税から副業がバレる可能性は多いにあります。このような形です(数字は適当なものを使っています)。 あなたの年収が300万円だったとします。このときの住民税は12万円くらいとしましょう。 会社を経由して住民税を払ってい方が多いですね。総務担当社は、あなたの住民税を12万円と理解します。...
執筆者 小嶋 | 2023年9月18日 | 個人の税務会計
確定申告をする場合に、源泉徴収票が必要です。あなたの給料がいくらかを証明する用紙で会社などの勤務先が発行するものです。 これに対して、住民税の通知書というものも存在します。これらは似ていますが、ちょっと異なります。 必要書類をそろえる際の知識として整理しておきましょう。 源泉徴収票 源泉徴収票は下記のような書式です。 だいたい、12月末に会社などからもらいます。遅いところは、1月に入ってからになる場合もあります。 総務担当者に言えば、再発行も可能です。システムを用意している会社であれば、自分で再度印刷発行ができる場合があります。...