インボイス制度・登録番号は、英語で使いにくい税務用語

インボイス制度・登録番号は、英語で使いにくい税務用語

インボイス制度の番号という名前の不満 インボイス制度を説明しているときに、特に思うのは、伝わりにくいことです。 日本人に説明する時にも、インボイスやこれなんぞという感じで、伝わりません。また、日本人以外にもインボイスが伝えにくいです。 そもそも、Invoiceは、請求書・領収書のようなものをいいます。貿易をしている人であれば、その内容を記載したものもインボイスというように一括りに説明をします。売りと仕入れを分けるときには、Sales InvoiceやPurchase Invoiceという表現にすることもあります。...
インボイス番号 がない個人事業主や法人が消費税を載せる請求書の書き方

インボイス番号 がない個人事業主や法人が消費税を載せる請求書の書き方

インボイス制度が2023年10月から始まっています。 各所で色々と騒がれていますが、インボイス制度の影響を下げるためにインボイス番号を登録しないけれども仕入側で8%控除をしていいという経過措置があります。 また、私がもう一つ課題と考えているのは、受け入れ側の対応です。請求側がこの制度を理解していても、請求される側が経過措置を理解していないと、うまく噛み合いません。 今回は、請求書を発行する側としてこの経過措置の理解と対応方法を、そして請求を受け入れる側としてこの対応をまとめてみます。 インボイス番号...
月刊「企業実務」2023年9月号へ「JP PINT」の記事執筆

月刊「企業実務」2023年9月号へ「JP PINT」の記事執筆

月刊「企業実務」2023年9月号にて、「デジタルインボイスの日本国内規格」「JP PINT」とは、を寄稿しています。デジタル化と税の課題に向き合う人にとって、情報をまとめています。 デジタル化の課題に取り組める情報を基礎から 税務関連のデジタル化は、多くの方にとっての課題でしょう。JP PINT(日本におけるデジタルインボイスの標準仕様)について、今回掲載する機会を得ています。 本稿は、JP PINTを導入しようと考えている人にとって、必読です。というのも話は出ていても、意外とJP...
インボイス制度をそこまで複雑と感じない

インボイス制度をそこまで複雑と感じない

インボイス制度が2023年10月から始まります。この準備の話が税務・会計業界では多いです。 わたしも参加しました。みなさんにとっては、ホットな話題ですし。 ただ、議論はかなり古く2010年代の政府の税制調査会ではすでに話になっております。実際の導入がされた理由は軽減税率です。 どこかの党の目玉だったのかもしれませんが。その正当性はさておき、 8%と10%の税率が交じるということは、区別が確実に必要ですね。結果として、インボイス制度が必要。 こんな論理展開だったのです。...