月刊「企業実務」2023年9月号へ「JP PINT」の記事執筆

月刊「企業実務」2023年9月号へ「JP PINT」の記事執筆

月刊「企業実務」2023年9月号にて、「デジタルインボイスの日本国内規格」「JP PINT」とは、を寄稿しています。デジタル化と税の課題に向き合う人にとって、情報をまとめています。 デジタル化の課題に取り組める情報を基礎から 税務関連のデジタル化は、多くの方にとっての課題でしょう。JP PINT(日本におけるデジタルインボイスの標準仕様)について、今回掲載する機会を得ています。 本稿は、JP PINTを導入しようと考えている人にとって、必読です。というのも話は出ていても、意外とJP...
家の中にある小さな神社や祠が相続税から除外される件

家の中にある小さな神社や祠が相続税から除外される件

相続税には、非課税の財産があります。この財産に該当するかどうかその内容によって変わります。 その中の特徴的なものとして、庭内神し(ていないしんし)があります。これは、少し面白い点なので一緒に確認をしてみましょう。 庭内神し(ていないしんし)とは? 「庭内神し」(ていないしんし)と読みます。間違うと、「にわうちがみし」なんて読めるのでしょうか?普段は全く使わない概念かもしれません。...
長崎市の新しい「宿泊税」: どれくらいの税額なのか確認してみよう

長崎市の新しい「宿泊税」: どれくらいの税額なのか確認してみよう

2023年4月から長崎市が新たに導入した「宿泊税」についてお話ししましょう。個人で旅行に行ったときに、この税金は取られることとなります。この税金は観光振興に活用されるとされていますが、具体的にどんな内容でしょうか。 課税対象と税率 まず、この宿泊税の課税対象は、旅館・ホテル、簡易宿所、そして住宅宿泊事業に関連する施設です。税率は宿泊料金に応じて異なります。 宿泊金額(一人あたり)税額1万円未満100円1万円以上2万円未満200円2万円以上500円長崎市...
法人の持つ暗号通貨の期末評価における改正提言

法人の持つ暗号通貨の期末評価における改正提言

導入:暗号資産税制の課題として 暗号資産のダイナミックな世界は常に進化しており、日本も例外ではありません。日本の暗号資産税制に対する立場は大きく変わってきており、最新の更新は自由民主党のデジタル社会推進本部のWeb3プロジェクトチーム(Web3PT)から提案されています。 これらの提案された変更と、それが日本の企業にとって何を意味するのかを詳しく見ていきましょう。 暗号資産を保有する企業の現行税制...
個人事業主になったら、確定申告をしないといけない理由|源泉徴収の仕組み

個人事業主になったら、確定申告をしないといけない理由|源泉徴収の仕組み

今日は、確定申告と源泉徴収について説明します。この点を理解すると、サラリーマンのときに確定申告をしなければいけない理由が分かります。 サラリーマンのときの確定申告 サラリーマンのときには、確定申告をする必要はありませんでした。これは、会社が毎月の給料から、一部を所得税として会社に残して代わりに納税してくれていたからです。 例えば、8月の給料で30万円もらえるとして、そのうちの3万円を会社はサラリーマンに支払わず、9月に税務署に払います。...