買い手市場?2021年から2022年の事業引継ぎの事業売却トレンド

てんむすび税理士事務所|英語対応・ITに強い税理士|大阪市都島区 | 買い手市場?2021年から2022年の事業引継ぎの事業売却トレンド
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執筆者小嶋 晃弘

◆国際基督教大学卒、大阪府立大学大学院経済学研究科修了。税理士、MBA、宅地建物取引士。国際営業、経理、労務、採用、人事、IT管理など幅広い分野での実務経験があります。 ◆税理士の顧問サービスの他、企業オーナーや個人事業主に対して資産運用コンサルティングや税務サポートを提供。金融教育の重要性を感じ、税務関連の執筆活動にも取り組んでおり、税務に関する書籍や記事を執筆しています。 ◆プライベートでは、2人の男の子の父。趣味は水泳、読書、カメラ、アニメで、休日には息子たちと一緒に自然を楽しんでいます。

2023年2月28日

2023年2月28日

2022 年から 2023 年の事業売却の傾向に興味がありますか?最近のトレンドを知っておくのは、競争に勝ち、市場の変化を予測するのに役に立ちます。買い手市場、事業売却戦略などを調べて、来年の予想に向けて企業が準備できるようにします。

2021年の事業引継ぎ事業売却市場の概況

2021 年、事業引継ぎのための事業売却は増加しました。

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独立行政法人 News Release 中小企業基盤整備機構(令和 4 年 6 月9日、https://www.smrj.go.jp/org/info/press/2022/ki772s0000002mv1-att/20220609_press_01.pdf(2023年2月28日最終確認))。

よく言われていますが、事業承継をする際の承継人がいないのです。結果として第三者に渡して、そこで経営を続けてもらうという図式になります。

この傾向は増加すると見られますが、実際のところどうなのでしょうか。2021年までは増えている様相です。

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中小企業庁『「中小M&A推進計画」の主な取組状況 ~補足資料~ 』(2022年6月21日)。

2022年はまだわかっていないため、判明次第補足をします。

肌感覚では、売り手が足りない?

2022 年の M&A 市場では、売り手の数が減少している印象です。どこの専門家に聞いても、多くの案件は出てこない様子です。登録する人の知識不足という可能性もありえます。支援事業などで、M&Aへの登録を選択肢として推す動きが出ています。

事業売却でなくてもかまわないのですが、事業承継として間に合わない可能性は高くなってきています。


事業承継M&Aの認知度の低さ

中小企業の事業承継やM&Aに対する意識の低さが、少ないことの一つの理由です。多くの国で大きな問題になっています。事業主の高齢化や後継者不足、廃業などにより、適切な経営管理と事業承継支援がこれまで以上に急務となっています。残念ながら、多くの中小企業は、事業承継の選択肢についてまだ認識が低いです。その結果、これらの企業は、将来を確保するのに役立つ貴重な機会を逃しています。この問題に対処するには、利用可能なソリューションの認識を高め、中小企業が選択肢を評価し、情報に基づいた決定を下すのに役立つ情報を提供することが不可欠です。

潜在的な買い手を見つけることの課題

潜在的な買い手を見つけるという課題は、事業売却を行う経営者にとって悩ましいことです。自分の多くを開示しないと売買は成立しません。たくさんの方に見てもらうといいとわかっていても、開示して見てもらう勇気までは出にくいものです。仲介サイトがあっても、特定されてしまうことがよくあるため、仲介に入る人を選んで、情報のもれが起こらないように注意を払うべきでしょう。

弊事務所で進める場合、売買が進む段階で、秘密保持契約書を結びます。

販売過程におけるスキルギャップ

事業の売買をたくさん行ったことがある人というのも多くはありません。身近な家と同じように売ったり買ったりは、自分ではなかなかできないものです。

事業売却という承継方法もある程度調べてから始める必要があるでしょう。相談だけでもしてもらえると、スピードを持って進められます。

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