執筆者 小嶋 | 2024年3月26日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
たまに質問を受けるのが、日本以外の国Aから 日本以外の国Bへ テレワークをしているのですが、日本に滞在する事はできるのでしょうかと言う質問です。 2024年3月に、デジタルノマド(国境を越えて移動しながらIT関連の仕事をする人)向けに、「特定活動」のビザを認める動きが日本国内であります。 日本国内から働くには就労ビザが必要 現状、 日本で仕事をするには就労ビザが必要です。例を挙げると、技術・人文知識・国際業務、留学、研修、家族滞在などです。 これらがなければ、日本...
執筆者 小嶋 | 2023年12月15日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
税金を専門としない一般の方向けに、自民党・公明党から出ている税金の法律の改正の予定をまとめてみます。専門的には、これは税制改正大綱と呼ばれています。今回の分は、2024年の法律変更の方針です。 税金は人の行動へ影響を与えます。改正予定を理解することによって、 今急いだほうがいいのか、それとも待った方が良いのか、変わらないのか間理解できます。 まとめるに当たっては、以下の区分で考えます。 個人向け 会社の方向け その他(免税店など) できる限りおおまかな流れが分かるようにいたします。 全体方針として...
執筆者 小嶋 | 2023年10月30日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
2023年9月末に、厚生労働省が、一時的に所得があがって社会保険に加入することとなる人に対して106万円の壁、扶養控除の認定である130万円の壁の緩和対策をしています。 どんな対策で、申請方法がどうなのかをまとめます。 社会保険 106万円の壁・130万円の壁 パートやアルバイトで話にでるのは、106万円の壁と130万円の壁です。それぞれ具体的に理解していきましょう。 106万円の壁...
執筆者 小嶋 | 2023年10月3日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
インボイス制度が2023年10月から始まっています。 各所で色々と騒がれていますが、インボイス制度の影響を下げるためにインボイス番号を登録しないけれども仕入側で8%控除をしていいという経過措置があります。 また、私がもう一つ課題と考えているのは、受け入れ側の対応です。請求側がこの制度を理解していても、請求される側が経過措置を理解していないと、うまく噛み合いません。 今回は、請求書を発行する側としてこの経過措置の理解と対応方法を、そして請求を受け入れる側としてこの対応をまとめてみます。 インボイス番号...
執筆者 小嶋 | 2023年9月8日 | 個人の税務会計, 小規模事業売却, 税務調査, 法人の税務会計, 中小企業の株式評価, 相続税・贈与税
当事務所は、個人の方や会社を経営している方のみならず、事業を行っている方や専門家の方からのご相談も承っております。単発の相談もありますので、こちらのサービスを利用いただくことがしばしばございます。 どんな方々からお話を受けているかまとめてみました。 不動産業を営む方へ 土地・建物関連であれば、宅地建物取引士の方からご相談を受けることがございます。...
執筆者 小嶋 | 2023年9月7日 | 個人の税務会計, 法人の税務会計
輸入代行という仕事をされている方もいるでしょう。海外とやり取りする際には、その取引について、どのように消費税がかかるかを確認する必要があります。 というのも、消費税は輸入をする際には避けられないものであり、それを負担するものかどうかは、ビジネスに直接的な影響があるからです。 輸入消費税は誰が支払うか 輸入消費税を支払わないといけないのは誰でしょうか。それは、貨物を引き取った人が支払わないといけません。 今回の取引を輸入者Aのあなたが行っているとします。輸出した人がB、そして、貨物輸送業者のFがいるとしましょう。...